工場は単にその機能的な面のみが計画されるのではなく、働く人たちの証としてのシンボル、周辺地域のランドマークとしての位置付け、また企業イメージを特徴づける存在として計画することが重要である。施設の特徴的な縦スリットのモティフをアプローチへと連続させることにより、季節や時間によって様々に変化をしながら、訪れる人々に躍動的な印象を与えてくれている。

建築的なディテールを最小限に抑えることによって、工業製品の美しさを最大限に活かした建築と考える。