40年以上の実績で証明された高い耐久性
NISC PANELは、独自の耐汚染機能をもつポリエステル系塗装SGL、
耐候性にすぐれたフッ素系塗装SGL、ガラス繊維強化フッ素系塗装SGL等を標準仕様として表面材に使用。
長期にわたり建物の美観を保ち、メンテナンスの負担も軽減することができます。
比類なき耐久性を誇るNISC PANELの表面鋼板
表面塗装鋼板の耐久性
外部露出の表面材にはエスジーエル(SGL)を原板に使用しているので、耐食性に優れています。塗装はカラー塗装(ポリエステル系塗装SGL)とフッ素塗装(フッ素系塗装SGL)などをご用意。特にフッ素系塗装SGLは、色褪せが少なく、耐候性にすぐれています。
耐候性試験(フッ素系塗装)
サンシャインウェザーメーター8,000h試験後
※上記の試験結果は、弊社試験室での標準データであり保証値ではありません。
- ■サンシャインウェザーメーター
- サンシャインカーボンを使って人工的に発生したアーク光を試験板に照射し、一定の周期で水をスプレーする人工促進曝露試験法です。
- ■△E(色差)
- 曝露試験板の色彩と基準板(標準板)の色彩の差異を評価するために用いられるもので、色差測定器で光学的に測定します。△E(色差)の数値が大きいほど、色褪せが大きいことになります。
- ■GR(光沢保持率)
- 曝露試験板の光沢と基準板(標準板)の光沢の差異を百分率で評価したもので光沢計で測定します。GR(%)の数値が大きいほど光沢の低下が少ないことになります。
表面材が寒冷地の凍害を防ぐ
表面が不透湿性の鋼板で覆われているので、内部に水分が浸透しません。他の建築材料などで見られる壁内の水分の凍結による膨張から起こるヒビ割れなどの心配はありません。
他材料の凍害イメージ
NISC PANELの優れた耐久性が塗装メンテナンスの頻度を大幅に低減
NISC PANELは、工場での高温焼き付け塗装により、耐候性・耐食性に優れ、他の建築材料に比べて2〜3倍の耐久性を発揮。
年数経過によるヒビ割れや表面剥離などのメンテナンスコストを削減し、塗替えメンテナンスの回数も大幅に削減できます。
さらに、シーリングも縦目地のみの打ち替えだけで済み、メンテナンスに伴う廃棄物が少なく環境へのやさしさにつながります。
製品の耐久性・耐候性を厳しい環境下の追跡調査で実証
NISC PANELは、品質管理の一環として厳しい環境のもとで製品を使用した建物の追跡調査を実施しています。
この調査は、約40年の販売実績の中で、製品の耐久性・耐候性を実証するとともに、調査データをさらなる商品の改善・開発に役立てています。
追跡調査
[ 追跡調査でも証明されたNISCパネルの高い耐久性 ]
全国各地のNISC PANELの使用条件を約50カ所サンプリングし、チョーキング及び変色や腐食などの経過を追跡調査しました。
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ケース1
物件名 森永乳業(株)札幌工場 所在地 北海道恵庭市 環 境 田園寒冷地 経過年数 13年 表面材 カラーグリップGL 製品名 イソバンド35mm 色相 65 使用量 617m2 施工 1985年6月 表面においてブリスターなし
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ケース2
物件名 伏木海陸運送(株) 所在地 富山県新湊市 環 境 海岸付近 経過年数 9年8カ月 表面材 耐摩カラーGL 製品名 イソバンド35mm 色相 562 使用量 426m2 施工 1988年11月 嵌合部において錆の発生なし
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ケース3
物件名 野田清商店・広川工場事務所 所在地 福岡県八女郡広川町 環 境 工業団地 経過年数 7年1カ月 表面材 エバーフロンGL 製品名 イソバンド22mm 色相 F28 使用量 90m2 施工 1991年4月 色変わりはほとんど見られない