東京大学の施工事例The University of Tokyo
東京大学柏キャンパスにPFI事業によって整備された、環境学研究系のための総合研究棟である。
環境問題の解決と明日の環境形成に関する研究領域にふさわしく、
さらに教育・研究分野の変化に対応できる空間の構成と性能の確保が求められた。
東京大学(柏)総合研究棟(環境学研究系)
そこで私たちは、RC純ラーメンのスケルトンを構成し、その内側に下地鉄骨の代わりにアルミサッシ枠に直接耐火エスガードを固定したインフィルを組み込んだ。下地鉄骨をなくすことで、耐火エスガードを直接内部仕上げとして用い、設備開口などの更新性に優れた外壁としていることを可視化した。
方位毎の日射特性に対して日よけ効果を発揮する溶融亜鉛メッキ鋼板のルーバーと、環境学系のテーマカラーの青緑色に塗装された断熱性能の高い耐火エスガードの組み合わせにより、日射による冷房負荷を計画上年間36%低減する、環境学のシンボルとしての機能と性能を兼ね備えた外観が新しくキャンパスに誕生した。
建物情報
建物名 | 所在地 | 施工日 | 設計 | 建築 | 施工 |
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東京大学(柏)総合研究棟(環境学研究系) | 千葉県柏市 | 2006年 | 日本設計・大成建設 設計共同企業体 | 大成建設 | アスク・サンシンエンジニアリング |
使用製品
製品名 | 色 | 使用面積 | 使用場所 | 製品詳細 | 他の施工事例 |
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(旧)耐火エスガードBL‐H 耐火イソバンドPro | 特注色:(青系) | 3,720m² | 外壁 |